日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
日本代表は28日、W杯アジア二次予選シリア戦に向けた前日練習を埼玉県内で行った。
すでに最終予選進出を決めている日本代表だが、2位シリアに引き分け以上の成績を収めればグループ首位通過が決まる。2位チームも成績次第では最終予選に進出できるため、シリアも勝ち点を目指して挑むことが予想される。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「相手の罠にひっかからない。無駄なファウルをしない。相手のGKは必ず演技してくる。リズムを壊してくるから、その準備をしなければならない」と、相手の“時間稼ぎ”に警戒を促した。
これまで日本代表は二次予選で22得点を奪っているが、シリア代表はこれを上回る26得点を決めている。ハリルホジッチ監督は、シリアについて「クオリティはある。得点力は我々よりもある。リスペクトしなければならない」と、気を引き締めた。
日本代表は仮にホームでシリアで敗れれば首位を譲り渡してしまうため、両チームにとって重要な一戦となる。
(取材:植田路生)
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