ミルトン・メンデス氏【写真:Getty Images】
柏レイソルを退任したミルトン・メンデス氏は、母国ブラジルで再び指揮を執ることになるかもしれない。ブラジルメディア『torcedores』が伝えている。
今月12日のジュビロ磐田戦後、記者会見で家族の健康を理由に退任することを発表。メンデス氏からの申し入れをクラブ側も受け入れ、後任監督には下平隆宏ヘッドコーチが内部昇格していた。
同メディアによれば、ブラジル1部のサンタ・クルスがメンデス氏の招聘に興味を示しているという。国内リーグで16位に沈むサンタ・クルスは28日にマルセロ・マルテロッテ監督の解任を発表しており、後任監督を探している。
その候補として38歳と若いマルキーニョス・サントス氏と並んでメンデス氏が候補に挙がっているという。
同メディアは柏退任の理由でもある『家族の健康』を考慮した上でこのオファーを断るとみているが、サンタ・クルスのコンスタンティーノ・ジュニオール会長は現地時間28日にも新監督就任を発表することを明かしており、最終的なメンデス氏の去就についてはこの発表を待つ必要がありそうだ。
果たしてメンデス氏が再び現場に復帰することはあるのだろうか。
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