日系アメリカ人のボビー・ウッド【写真:Getty Images】
ドイツ2部のウニオン・ベルリンに所属するアメリカ人FWボビー・ウッドに、酒井高徳が所属するハンブルガーSVが興味を示しているようだ。独紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えている。
ウッドはアメリカ出身だが、アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ日系人であり、A代表ではすでに11試合に出場して2得点を記録している。所属のウニオン・ベルリンでは25試合で14得点を挙げており、そんなウッドにHSVが獲得に関心を持っているという。
アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督も、「彼は若く、素晴らしい将来がある。私には彼がブレークすることが容易に想像できる。我々はそれをサポートしていきたい。彼には個性があり、成長している。彼は自らの殻を破った」と、23歳のウッドに高い期待を寄せている。
現在アメリカ代表はロシアW杯北中米カリブ海4次予選を戦っており、ウッドも代表メンバーに名を連ねている。ロシアの地で、母親の母国との対戦はあるだろうか。
【了】