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コンテ監督、ベルギーのテロ事件に言及「恐ろしい出来事に慣れないことを望む」

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ監督
ベルギーでのテロ事件について言及したアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】

 イタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督が、ベルギーで起きたテロ事件について言及した。23日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 現地時間22日にベルギーの首都・ブリュッセルで連続爆破テロが発生した。多くの死傷者を出す事態となり、影響はサッカー界にまで広がっている。昨年11月にはフランスでも同様にテロ事件が発生しており、欧州をはじめとする世界中の人々は恐怖に包まれていた。

 コンテ監督はテロ事件について「この数ヶ月に2度目だ。我々全ての人間は、何が起こったかについてもっと注意を払う必要がある。EUROやW杯などはサッカーの祭典のために世界中の人々が集まるイベントだからね」と語り、恐怖を覚えたことを明かすとともに注意を促した。

「これらのイベントで人々に喜びや情熱、楽しさをもたらす以外の問題が発生しないことを望んでいる。私は恐ろしい出来事に慣れてしまわないことを願うばかりだ」

 今年6月にはEURO2016という大きなイベントがあり、8月にはリオデジャネイロ五輪がある。厳重な警備を敷かれることは間違いないが、まだテロの脅威が去ったわけではない。慣れることなく、常に情報に注意して行動する必要があるだろう。

【了】

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