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ハリルJ、まさかの4-4-2もテストか。予想しにくい先発メンバー【日本代表現地リポート 】

text by 植田路生 photo by Getty Images

日本代表
アフガニスタン代表との試合に挑む日本代表【写真:Getty Images】

 24日、日本代表はW杯アジア二次予選でアフガニスタン代表と埼玉スタジアムで対戦する。

 試合前日会見でヴァイッド・ハリルホジッチ監督は疲労がたまっている香川真司と本田圭佑のベンチを明言。久々招集となった川島永嗣についてもプレーさせないことを明らかにした。

 それに加えてアフガニスタンは前回6-0で大勝した相手。ハリルホジッチ監督は「目的は勝利。失点せず、たくさんの得点をとる」と語るも、長期的に考えれば、この試合にテストの意味合いを強く持たせても不思議ではない。

 宇佐美貴史は「何が変わるかとかはちょっとあんまり言えないですけど。少しっていうか、だいぶですね」と語るなど、昨年から大きく変わることは十分にあり得る。

 前線は左から宇佐美、岡崎慎司、原口元気。中盤はトップ下に清武弘嗣、底に柏木陽介と長谷部誠。DFは左から長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井高徳。GKは東口順昭と予想するが、トップに金崎夢生やハーフナー・マイク、前線右に小林悠を抜擢しても不思議ではない。

 またフォーメーションの変更を示唆する選手もおり、従来の4-3-3ではなく4-4-2を試すことも考えられる。その場合はスタート時というよりは試合途中からの変更が濃厚で、ハーフナー・マイクを軸とし、高さを活かした攻撃のテストになるのではないか。

 ハリルジャパンの攻撃陣には複数ポジションをこなせる選手が多く、組み合わせは多くのパターンが考えられる。指揮官は常々「競争意識」の重要性を説いており、選手たちはどの位置でプレー起用されたとしても高いパフォーマンスが求められている。

 果たして今日、日本代表はどのようなメンバーで臨むのか。そこにはロシアW杯を見据えたハリルホジッチ監督からの大きなメッセージが込められている。

(取材・文:植田路生)

【了】

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