試合前日の公式練習を行った日本代表【写真:編集部】
24日にW杯アジア二次予選・アフガニスタン代表戦を控える日本代表は23日、埼玉県内で試合前日の公式練習を行った。練習は冒頭15分のみが公開され、それ以降は非公開となった。
ピッチに姿を現した選手たちはまずボール回しでウォーミングアップをこなした。選手たちはリラックスした表情で、時折談笑する姿も見られた。その後ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の号令のもと、全体ミーティングを行った。
約3分間のミーティングの後はハリルホジッチ監督も混じっての全員でランニング。監督の言葉にスイッチが入ったのか選手たちは厳しい顔つきに変わり、真剣モードとなった。ランニング終了後は短距離ダッシュのトレーニングなどをしたところで非公開となった。
ハリルホジッチ監督は公式会見で「明日の目的は勝つこと、そしてできるだけたくさん得点すること」と語っていた。前回対戦では6-0と大勝した相手となるが、油断はない。また、練習初日で選手たちの集中力が欠けていることを見るや、大きな声で叱責するなどモチベーションアップには余念がない。
24日の試合ではW杯に向けて勝利はもちろんのこと、選手たちはポジションを奪うための個々の戦いもある。ハリルホジッチ監督の厳しい要求にどれだけ応えられるかも注目だ。
日本代表は24日のアフガニスタン代表戦に勝利し、かつ他チームの結果次第ではグループ1位通過が決まり、三次予選に駒を進める。
(取材・文:植田路生)
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