ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:編集部】
日本代表は、24日に行われるW杯アジア二次予選アフガニスタン戦に向けた前日練習を埼玉県内で行い、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は前日会見に出席した。
ハリルホジッチ監督は、本田圭佑や香川真司、川島永嗣らをベンチスタートとすることを明言し、「私が植え付けたいのは競争意識だ」と選手たちに発破をかけた。
これにより、誰が先発出場するのかに注目が集まるが、ハリルホジッチ監督は「A代表は簡単に席を奪えるものではない。選手たちの人格なども知らないといけない。行動が悪いとダメだ。資格がある人が入る。全員が入るために努力してほしい」と、“人間性重視”であることを強調した。
また、現在のハリルジャパンは半数以上を海外組が占めているが、「海外組にも海外にいるからといって毎回呼ばれるわけではないと伝えている」と、優遇されるわけではないと述べている。
出場する選手には、「本当に気持ちをもって戦ってほしい。シンガポール戦(ホームでスコアレスドロー)を忘れてならない。明日は観客もたくさん入る。彼らが満足してスタジアムをあとにできるようにしなければならない。選手にはその責任がある。それをグランドで彼らに表現してほしい」と要求した。
(取材:植田路生/文:今関飛駒)
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