ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:編集部】
日本代表は、24日に行われるW杯アジア二次予選アフガニスタン戦に向けた前日練習を埼玉県内で行った。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は代表メンバー発表の際、準備期間が少ない選手は疲労を考慮して起用を避けることを示唆していたが、前日会見で改めてこれを明言した。
22日に合流したFW本田圭佑、MF香川真司の起用について聞かれたハリルホジッチ監督は、「ノーでしょう。彼らは昨日到着して、疲労を考慮しなければいけない。リスクはとらない。控えにしたいと考えている」と、ベンチスタートにする考えがあることを明らかにした。
また、GK川島永嗣については、「ここでプレーするために来たのではない。まだ痛みがある。トレーニングはするが、キックに注意しなくてはならない。コミュニケーション、トレーニング、ディスカッション、治療のために来た。けがの状況を見ないといけない」と、29日のシリア戦も含めて起用しないことを示唆した。
本田や香川がベンチスタートとなることで、ハーフナー・マイクや小林悠ら新戦力の出場に期待がかかるが、「彼らを呼んですぐにプレーするかは別だ。A代表は簡単に席を奪えるものではない。私が植え付けたいのは競争意識だ」と、具体的な起用選手については明言を避けた。
(取材:植田路生/文:今関飛駒)