トリノ対ユベントスの主審を務めたニコラ・リッツォーリ氏【写真:Getty Images】
セリエAだけでなくチャンピオンズリーグの主審も務めるニコラ・リッツォーリ氏が訴えられたことが話題になっている。伊紙『トゥットスポルト』が報じた。
リッツォーリ氏を訴えたのはジャーナリストであり弁護士でもあるルイジ・ジョルダーノ氏。熱烈なナポリファンであるジョルダーノ氏は、リーグ戦第30節トリノ対ユベントスの“トリノダービー”終了後に主審を務めたリッツォーリ氏をトリノ裁判所に「八百長」で訴えたという。試合はアウェイのユベントスが4-1で勝利している。
試合ではトリノFWマキシ・ロペスのゴールがオフサイドで取り消され、さらにイエローカードをもらっていたユベントスDFレオナルド・ボヌッチの激しいタックルに2枚目のイエローカードを提示されないなど、ユベントス側に有利ともいえる判定があった。
さらに、ジョルダーノ氏はリッツォーリ氏が「職への忠誠に背き、不正行為を行った」とし、イタリアサッカー連盟にも調査の開始を要求している。
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