イングランドとドイツの親善試合を予定通り開催へ【写真:Getty Images】
現地時間22日、ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄駅で爆破テロが起き、計34名が死亡する事件が起きた。
この事件は、サッカー界にも影響を及ぼしている。ベルギー代表チームは、テロ事件を受けてこの日に行われる予定だったトレーニングを中止。UEFAも、今年6月にフランスで開催されるEUROに向けた緊急会談を設けるともいわれている。
今月26日にはベルリンでドイツ対イングランドの親善試合が行われるが、イングランドサッカー協会(FA)は、試合は中止せず開催する意向を示した。英紙『デイリー・テレグラフ』が伝えている。
FA広報は、「我々の計画が変わることはない。ドイツとは頻繁にコンタクトを取っている。警備はすでに厳重である」と述べている。
昨年11月にフランスのパリでテロ事件が起きた際には、フランス国外で行われたベルギー対スペイン、ドイツ対オランダの親善試合が中止となっていた。
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