ラツィオのアントニオ・カンドレーバ【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは、やはり今夏ラツィオのアントニオ・カンドレーバ獲得に近づきそうだ。
イタリア『コリエレ・デッラ・セーラ』は22日、ラツィオは今夏に改革を敢行すると報じた。少なくとも主力3選手の放出が見込まれており、カンドレーバとMFルーカス・ビグリア、そしてMFフェリペ・アンデルソンもしくはFWケイタ・バルデ・ディアオがその対象となるとのこと。
ミランは継続的にカンドレーバ獲得に動いている。同選手の移籍金は2000万ユーロ(約25億円)とセリエAで最も評価されている右サイドハーフだ。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が志向する“イタリア化”とも合致する。
カンドレーバが加入すれば、本田とのポジション争いが激化することが予想される。カンドレーバは今季9ゴール4アシストを記録しており、イタリアメディアが求める“決定的な働き”という視点では同選手に軍配が上がる。また、守備貢献も非常に高い選手である。
現在、代役不在ということもありチームでアンタッチャブルな存在となっている本田。カンドレーバの去就には今後も注目が集まりそうだ。
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