本田圭佑【写真:Getty Images】
ロシアW杯予選を控えた日本代表は22日、埼玉県内で練習を行った。
この日からチームに合流した本田圭佑は移動の疲労を考慮されて別メニュー調整。ランニング中心のメニューをこなした。本人も「帰国後は監督の指示でしっかり。移動を軽視するなということですね」と意図を理解している。
久々の日本代表には今まで以上に力が入る。公式戦を控え、クラブチームと違う役割を任されるとなればなおさらだ。本田はヴァイッド・ハリルホジッチ監督からFWとしてゴールを奪う役目を与えられた。
普段とは違ったミッションに意欲を見せる本田は「求められてる動きは違うのはハッキリわかっているので、自分が100%持ってるエネルギーの出しどころ、出すエリアはしっかり整理しないと。 パスのもらう位置であったり出す場所っていうのも細かく変わってくる」と短期間で周囲との連携を完成させる必要性を説く。
本田が新しいことへ挑戦する意欲は並々ならぬものがある。これまでピッチ外でも現役選手とは思えない様々なチャレンジをしてきた。
今回の日本代表での役割も「(クラブと)一緒っていうよりは、そんなことまでできるという自分自身にとっての挑戦だったりする。もしかしたら自分にとっても新しい発見があるかもしれないという意味で、求められてることが全く違うというのも、それがさらに期待がかかっているということなのであれば、それは自分にとって非常に充実する要求なのではないか」とポジティブに捉え、新たなチャレンジを楽しんでいる。
ミランではアシストを重ねるものの、ゴールを奪えていない本田。ハリルホジッチ監督からの期待に応え、新たな場所でゴールという目に見える結果を出せるだろうか。
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