リバプールからミランに期限付き移籍しているマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
“悪童”の異名で知られるマリオ・バロテッリの来季の去就はどうなるのだろうか。現在、リバプールからミランに期限付き移籍しているバロテッリだが、英紙『デイリー・エクスプレス』によれば、両チームともバロテッリを戦力に含めていないと伝えている。
2016年になってミランではリーグ戦10試合に出場しているバロテッリだが、うち先発は2試合のみ。直近のラツィオ戦ではサポーターから野次を飛ばされるなど、歓迎されている状態でもない。
今季終了後には所属元のリバプールへと戻ることになるが、ユルゲン・クロップ監督はバロテッリを来季の構想に含めていないという。
また、ミランが完全移籍で買い取ることになれば1600万ポンド(約25億6000万円)の移籍金が発生するため、乗り気でもないようだ。そのため、同紙は代理人のミーノ・ライオラ氏が来季の所属チームを探している状況だとしている。
バロテッリは、今年6月にフランスで開催されるEUROの出場を望んでいるが、直近に発表されたイタリア代表メンバーにも選出されていない。このまま出場機会を得られなければEURO出場がさらに遠のくことになるかもしれない。
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