酒井高徳【写真:Getty Images】
日本代表は21日、W杯アジア2次予選のアフガニスタン戦、シリア戦に向けて合宿をスタートさせた。
ブンデスリーガのハンブルガーSVに所属する酒井高徳は、前節のホッフェンハイム戦にもフル出場を果たすなど、ポジションを掴んでいる。日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、選手たちのクラブでのプレーに目を光らせているが、酒井高はしっかりアピールできている。
「監督から常に(クラブで)試合に出ることを言われていた。向うでもしっかりしたパフォーマンスを出せれば、また代表に戻ってこられるという確信や自信はあった」
出場機会に恵まれない時期も腐らず練習に取り組んだ。「我慢強くチャンスを待つことができた。それが今の状態に繋がっていると思う」と話し、充実振りをうかがわせた。
また今回、ハーフナー・マイクがメンバーに選出された。ハリルホジッチ監督は身長194cmの高さに期待を寄せるが、酒井高も「ハーフナー君の特徴は高さだと思っている。ヘディングできるボールを上げられる意識や工夫をしたい」と、ホットライン開通に意欲を見せた。
所属クラブで定位置を掴み、満を持して日本代表入りした酒井高。ドイツで見せてきたパフォーマンスをアジア予選の舞台でも発揮したいところだ。
【了】