イニエスタを絶賛したリケルメ氏【写真:Getty Images】
かつてバルセロナやビジャレアルでプレーした元アルゼンチン代表のファン・ロマン・リケルメ氏にとって、世界最高の選手はバルセロナのリオネル・メッシでもレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドでもないようだ。20日付け『マルカ』が報じた。
リケルメ氏は2002年にバルセロナへ移籍したが定位置を掴み取ることはできず。その後はビジャレアルに戦場を移してチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に貢献。晩年には母国アルゼンチンのボカ・ジュニアーズなどでプレーし、2015年1月に現役を引退していた。
古巣同士の対決となったリーグ戦第30節ビジャレアル対バルセロナを現地で観戦したリケルメ氏は「正直に言えば、レオ(メッシ)もクリス(ロナウド)も他より飛び抜けていると思う」とこのふたりは格別であるとしながらも、アンドレス・イニエスタのプレーを大絶賛している。
「アンドレスのプレーはこのスポーツの見本だよ。彼は全てのプレーを無駄な力を入れないで行う、このスポーツを一番よく理解している男だ。常に正しいプレーを選択するこの男は普通じゃないよ」
しかし、イニエスタはビジャレアルを欠場。リケルメ氏にとって、観戦した試合でイニエスタを見れなかったのを残念に思ったことだろう。
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