香川真司(右)とユルゲン・クロップ(左)【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司は恩師との再会が実現したものの、今は日本代表に集中している。
ヨーロッパリーグでトッテナムを下し、ベスト8入りを果たしたボルシア・ドルトムント。準々決勝の相手はかつてドルトムントを指揮したユルゲン・クロップ監督のリバプールだ。香川にとっては恩師との再会となる。
しかしながら、香川は20日のアウクスブルク戦後「そこまで気にしないので」とあっさりと答えている。「まずは1試合1試合が大事なので。今は日本代表に切り替えて、代表のことしか考えたくないです」と語った。
「代表も去年最後1試合は苦しい戦いをしました。相手を過小評価するわけではないですけど、アジアでもしっかりと準備しなければいけないが、その中で世界も意識していなければいけないです」
日本代表は24日にワールドカップ・アジア2次予選アフガニスタン戦、29日に同シリア戦を戦う。メンバー発表会見ではヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「代表でもスタメンを奪えるか分からない」と語っていたが、日本代表の10番は輝きを放つことができるのだろうか。
(取材:本田千尋、文:Keiske Horie)
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