5試合ぶりにゴールを決めたカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
【ミラン 1-1 ラツィオ セリエA 第30節】
イタリア・セリエA第30節が現地時間の20日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでラツィオと対戦した。
セリエAで25年以上に渡ってサンシーロでラツィオに敗れていないミラン。GKドンナルンマ、MFモントリーボ、FWアドリアーノが負傷から復帰する。本田はいつもの通り4-4-2の右サイドハーフで先発出場を果たした。
開始早々の9分、ミランがセットプレーから失点する。CKからパローロがヘディングを叩き込みラツィオが先制した。それでも、ミランは15分にL・アドリアーノのポストプレーからFWバッカが強烈なボレーシュートで押し込み、エースの5試合ぶりのゴールで同点に追いつく。
そのまま前半は1-1の同点で終了。ハーフタイムを迎える。54分にはバッカがバイタルエリアの本田にパスを通すも、ミドルシュートはゴールの遥か上空に外れてしまう。
続く66分にはラツィオのパス交換からアンデルソンが抜けだすも、GKドンナルンマが驚異的な反応をみせ一対一を防ぐ。直後には混戦からミランがチャンスを作るも、ボナベントゥーラのシュートはGKマルケッティが好セーブをみせた。
勝ち越したいミランは74分にL・アドリアーノに替えてFWバロテッリを投入する。すると84分、ラツィオのMFルリッチが2枚目のイエローカードで退場となる。数的優位を得たミランは本田に替えてメネズを投入。攻勢を強める。
それでも試合は最後まで動かず1-1で終了。ミランは勝点3を奪えずに終わっている。
【得点者】
9分 0-1 パローロ(ラツィオ)
15分 1-1 バッカ(ミラン)
(文:Keiske Horie)
【了】