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香川真司 9年前

トップ下・香川を熟練させる格好の相手だが…。トゥヘルの“起用の法則”は破られるか

text by 本田千尋 photo by Getty Images

見えてきたトゥヘルの起用法。アウェイ戦で香川を起用せず

 17日付の『キッカー』誌は、ドルトムントの先発予想を次のとおりとする。

【GK】ビュルキ、【DF】ギンター、ソクラティス、フンメルス、ドゥルム、【MF】バイグル、ギュンドアン、香川真司、【FW】ムヒタリヤン、ロイス、オーバメヤン。

 17日付の『キッカー』誌はスタメンと予想したが、実際に20日のアウクスブルク戦で、香川は先発に名を連ねるだろうか。

 後半戦に入ってから、香川はブンデスリーガに限れば、アウェイゲームで先発したことがまだ1度もない。2月6日のヘルタ戦はベンチ外となり、それ以外の3戦についてはベンチスタートして、90分間をそのままベンチで過ごしている。これだけを見れば、どこかランダムに見えるトゥヘルの起用法も、何か法則があるようでもある。

 もっとも、ELにはなるが、2月25日のアウェイのポルト戦では先発していることを考えれば、アウェイでスタメンに名を連ねることに全く無縁という訳ではない。また、13日のマインツ戦ではゴールという結果を残したこと、17日のトッテナム戦では控えに回ったが、コンディションに問題はないことを考えれば、アウクスブルク戦での先発も考えられるところだ。

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