ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
本田圭佑の“皆勤ぶり”が心配されている。19日、イタリア『ミランニュース.it』が報じた。
ミランの本田はここまでセリエAで13試合連続先発出場と、チーム内で絶対的な信頼を獲得している。シニシャ・ミハイロビッチ監督はラツィオ戦前記者会見で「彼は常に素晴らしい練習を送っている。準備の姿勢を誤ることは決してない」と改めて称賛した。
しかしながら、一方で疲労の蓄積も心配されており「本田とジャコモ・ボナベントゥーラは疲れている」と報じられた。しかし、「替えの効かない存在だ。なぜなら代役が存在しないのだから」と伝えている。
ミランは今冬にサイドハーフであるアレッシオ・チェルチとスソを放出し、ケビン=プリンス・ボアテングを獲得した。しかし、ボアテングはサイドハーフとしての運動量を担保できず、ここまでセリエAで107分の出場に留まっている。ミハイロビッチ監督は本職がサイドバックのルカ・アントネッリ、センターハーフのアンドレア・ポーリを起用することも好んでおらず、本田とボナベントゥーラは文字通りアンタッチャブルな存在となっている。
前線のキーマンだったエムバイェ・ニアンが負傷離脱し、直近2試合で勝利をものにできていないミラン。選択肢が極度に少ない状態で終盤戦を駆け抜けることができるのだろうか。
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