第30節、第31節の注目選手は？
記録がかかるジャンルイジ・ブッフォン【写真：Getty Images】
GK：ジャンルイジ・ブッフォン（ユベントス）
前節でブッフォンは新記録を生み出しました。もっとも長期間ゴールを決められていないユベントスのキーパーになりました。セリエＡの記録（元ミランのGKセバスティアーノ・ロッシ氏）を破るのもあとわずかです。これからの試合は、すべて優勝に向けて大事な試合なので、頑張ってくれることでしょう。
DF：イグナツィオ・アバーテ（ミラン）
ヨーロッパリーグ出場が目的で、失態が許されないというのにもかかわらず、ミランは前節で魂の入ってない試合をしてしまいました。その中で、最後まで戦おうとしていた選手はアバーテの一人だけです。彼の機動力は周りの選手からも尊敬されています。「ミランをトップにするにはハングリーでなくてはならない！！！」と試合後のインタビューで言い放ちました。その言葉通り、ミランは最後まで頑張ることでしょう。
MF：ジョルジーニョ（ナポリ）
現在のセリエＡでもっともパスを回している選手です。パスも大事ですが守備力も高く、ナポリの中盤の中心になっています。ユベントスに追い付くには、まず中盤が一番しっかりしていなければなりません。この2節でもジョルジーニョは完璧な仕事してくれるでしょう。
FW：ドメニコ・ベラルディ（サッスオーロ）
ベラルディは波が激しい選手です。素晴らしい活躍を見せることもありますが、多くの試合では力を発揮していません。むしろ、チームの足を引っ張る時が多いです。しかし、今年は「ベラルディ・タイム」がまだありません…。セリエＡは終わりに近づいており、サッスオーロにはヨーロッパリーグに出場するわずかなチャンスが残っています。このタイミングでベラルディのトリプレッタ（ハットトリック）がもう一度見られるかもしれません。
以上です。ファンタカルチョとセリエAを最後まで楽しんでください。
【了】
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