王健林氏【写真:Getty Images】
中国企業が史上初めて国際サッカー連盟(FIFA)オフィシャル・パートナーとなった。
FIFAは18日、王健林氏が代表を務める不動産会社「大連万達グループ」がオフィシャル・パートナーとなったことを発表した。同会社は2018年から2030年までのFIFAワールドカップ4大会まで提携する。
昨年12月には中国・アリババグループがFIFAクラブワールドカップのメインスポンサー契約を結んだ。今冬の移籍市場では広州恒大がコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを、江蘇蘇寧がブラジル代表MFラミレスを、河北華夏がアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシを獲得。北京国安には元日本代表指揮官アルベルト・ザッケローニ監督が就任したことで話題をさらった。
サッカー界での存在感を増し続けている中国資本。今後も同国の動きに注目が集まりそうだ。
(文:Keiske Horie)
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