エデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーで10番を背負うエデン・アザールは今季終了とともに移籍を決断するかもしれない。スペイン紙『アス』が報じた。
アザールにはレアル・マドリーが関心を示しており、ジネディーヌ・ジダン監督が獲得を強く望んでいるという。一方チェルシーは来季からアントニオ・コンテ監督の就任が有力となっているが、不甲斐ないプレーに終始するアザールは構想外になる可能性が指摘されている。
マドリーはジダン監督の信頼を勝ち取れなかったイスコとハメス・ロドリゲスの放出に動いているとされる。アザールは彼らの後釜として攻撃の中心を担うことが期待される。
またチェルシーをけん引してきたスーパースターは母国ベルギーの新聞『ラ・ヌーヴェル・ガゼッタ』のインタビューに対し現状に満足していると語りながら「ジダンの下で練習してみたい。僕は子供のころからずっと彼のことをテレビやインターネットで見てきた。ジダンが何かを言った、ジダンが食べた…なんてことまでね」とマドリーを率いるレジェンドへの憧れを隠さなかった。この発言も移籍報道を後押ししている。
『アス』紙はアザールとマドリーが今夏の移籍で個人合意に至っているのではないかと伝えた。このままスペイン行きが決まってしまうのか、チェルシーの新監督人事も含めしばらく注目を集めそうだ。
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