給与が明らかとなったゼップ・ブラッター元会長【写真:Getty Images】
FIFA会長選を最後に会長職を退くこととなったゼップ・ブラッター前会長の2015年の収入が明らかとなった。17日に英紙『ガーディアン』が報じている。
同紙によると、昨年にブラッター前会長の汚職疑惑が浮上し活動停止処分などの処罰を受けていたが、給与260万ポンド(約4億2000万円)を受け取っていたとのこと。数多くの汚職事件が発生したことにより、FIFAは8400万ポンド(約136億円)の損失が生じたともされている。
今年2月にFIFA会長選が行われ、2度の投票の末に全207票中115票を獲得したジャンニ・インファンティーノ氏が次期FIFA会長に選出された。新会長を迎えたFIFAは、1998年と2010年ワールドカップの招致活動において賄賂の存在があったことを認めている。
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