長期離脱を強いられたSVホルンのGK権田修一【写真:Getty Images】
FC東京からオーストリア3部のSVホルンに期限付き移籍しているGK権田修一は、脛骨骨折の手術が完了し、全治10週間と診断された。FC東京、SVホルンの両クラブから発表されている。
現地時間11日に行われたオーベヤワルト戦で先発出場した権田は、相手選手と交錯した際に負傷し、途中交代。病院で診察を受け、15日に手術を受けた。リハビリはチームに残って行い、帰国はしない。
昨年7月にオーバートレーニング症候群と診断され、心機一転オーストリアに挑戦の場を移した権田。デビュー戦となった今月4日のラピド・ウィーン・セカンドとの試合は2-0の完封勝利に貢献したが、2試合目で長期離脱を強いられることとなった。
権田は、「オーストリアでのリハビリは新鮮なことばかりだと思います。この体験、経験を自分にとってプラスとし必ずもっと強くなってピッチに戻ってきます」とコメントを述べ、サポーターに復活を誓った。
また、権田は自身のツイッターでも「昨日の夜にウィーンの病院で手術しました。早速今日から少しずつ荷重をかけ始めて驚いています! さらにドイツ語環境での入院生活、かなり鍛えられてます! 復帰までの70日でしっかり鍛えて強くなりたいと思います」と投稿し、リハビリ期間は語学力の向上にも繋げる意向を明かした。
ミランの本田圭佑がオーナーを務めるSVホルンには、権田の他にもハーフナー・マイクの実弟であるハーフナー・ニッキ、元浦和レッズの新井瑞希、元北海道コンサドーレ札幌の榊翔太ら計6人の日本人選手が在籍している。
昨日の夜にウィーンの病院で手術しました。早速今日から少しずつ荷重をかけ始めて驚いています!
さらにドイツ語環境での入院生活、かなり鍛えられてます!復帰までの70日でしっかり鍛えて強くなりたいと思います。
— Shuichi Gonda (@gonchan20) March 16, 2016
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