賄賂が行なわれたとされる2010年W杯【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟がついに賄賂の存在を認めたようだ。16日、『AP通信』が報じている。
賄賂の存在を認めたのは1998年と2010年ワールドカップの招致活動について。昨年6月アメリカ政府より数千万ドルを押収されたが、その返還を求める書簡内にて賄賂の存在を認めたとのこと。
FIFAはこれまで一連の汚職事件を受けて、ゼップ・ブラッター前会長とミシェル・プラティニUEFA会長に6年間の活動禁止処分を下している。FIFAは2月27日に会長選にてジャンニ・インファンティーノ新会長を選出していた。
2010年南アフリカ大会、1998年フランス大会の他にも、2006年ドイツ大会、2002年日韓大会も賄賂の可能性が疑われている。果たして、FIFAの汚職事件は収束に向かうことはできるのだろうか。
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