ハーフナー・マイク(ADOデン・ハーグ)
ADOデン・ハーグの絶対王者にのし上がったハーフナー・マイク【写真:Getty Images】
【直近の日本代表招集】
2014年10月ブラジル戦
【日本代表成績】
国際Aマッチ17試合出場4得点
ハーフナー本人が自らのことを「消えていた」と表現する失意の1年間を経て、よりタフになって表舞台に返り咲いた。コルドバ移籍は失敗に終わりフィンランドで忘れられようとした男は、慣れ親しんだオランダの地に舞い戻り過去最高のシーズンを送っている。
ADOデン・ハーグでは前線の“王様”として君臨し24試合出場13得点(第27節終了時点)を記録。自信を深めて「結果を残していれば(代表に)選ばれるはず…選ばれたい」と野心を隠すことはなくなった。
アルベルト・ザッケローニ監督の下では自らのスタイルとチーム戦術のミスマッチに悩まされてなかなか定着できなかったが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からはオランダで直接期待を伝えられた。
194cmの高さは小柄な選手の多い日本代表で新たな武器になりうる。確固たる自信を取り戻した“ハイタワー”がサムライブルーを纏って真価を発揮するチャンスは今しかない。
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