芸術的なゴールを決めた柿谷曜一朗【写真:Getty Images】
J2リーグのセレッソ大阪は12日にザスパクサツ群馬と対戦し、柿谷曜一朗の決勝ゴールにより1-0の勝利をおさめている。この柿谷が見せたゴールが、スイス各地でも絶賛された。12日にスイスメディア『バーゼルラントシャフトライツェ・ツァイトゥング』が報じている。
芸術的なゴールが生まれたのは後半に入った59分だった。味方がヘディングで折り返したボールをゴール前で受けると、ゴール方向に背中を向けた状態でヒールで蹴り込みゴールを決めている。
同メディアでは、「元バーゼルの柿谷が日本で素晴らしいゴールを生んだ」というタイトルで紹介。「残念ながらバーゼルでは、このレベルまではあんまりいけなかった」と意味するコメントも載せられているが、芸術的な得点に称賛の言葉を贈っている。また、古巣バーゼルのチームメイトであるルカ・ズッフィも自身のツイッターで「何てゴールだ!! 」 と驚いた様子でつぶやいた。
一方で、スイスメディア『20min』では「オリバー・アット(フランス語でキャプテン翼を意味)に愛されるゴールだ」とコメントをつけ、人気漫画キャプテン翼の主人公に例えて称賛している。すでにリーグ戦3試合で2得点を決めている柿谷、果たして今季はどれだけの得点を記録するのだろうか。
【了】