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本田、再び右ウイングで出場へ。ミラン“10番”の役割と評価基準に変化か

text by 編集部 photo by Getty Images

ミランの本田圭佑
ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

 ミランの本田圭佑は今週末のキエーヴォ戦で再び3トップの右ウイングに挑戦することになりそうだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 好調を維持していたFWエムバイェ・ニアンが負傷離脱を強いられたことで、シニシャ・ミハイロビッチ監督はシステムを4-4-2から4-3-3に変更するとみられている。これによって本田は右サイドハーフから右ウイングの先発予想へと変更されている。

 2013年にミランに加入以来、右ウイングでのプレーを続けてきた本田。今季も前半戦は同様の役割で起用されてきた。しかしながら、サイドハーフからウイングへと一列上がることで、再び求められる役割が「バランス」から「フィニッシュワーク」へと変更されそうだ。

 ウイングにおいてはことイタリア・メディアは「守備の貢献」を求める傾向は皆無で、ゴールに絡む「決定的な仕事」をしたかどうかのみで判断される。また、現在のようにアシストのみでは絶賛されることは難しい。とりわけ本田が背番号10番を背負っているとなれば尚更だ。

 前半戦は決定的な仕事ができなかったことで、本田は戦犯かのように批判を浴び続けてきた。指揮官の信頼を得た今、今度こそ“不動の10番“となることができるのだろうか。

【了】

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