世界一市場価値の高いクラブとなった広州恒大【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの広州恒大は、世界で最も市場価値の高いクラブになったようだ。中国紙『新華社』が伝えている。
広州恒大はこの冬、4200万ユーロ(約55億円)という巨額の移籍金でアトレティコ・マドリーからコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスを獲得。その圧倒的な資金力を世界に証明した。
同紙によれば、中国リーグの移籍市場が終了した時点で、広州恒大のクラブ市場価値は33億5000万ドル(約368億5000万円)にまでのぼるという。
これは、32億6000万ドル(約358億6000万円)のレアル・マドリー、23億5000万ドル(約258億5000万円)のマンチェスター・ユナイテッドといった欧州のメガクラブをも凌駕する金額である。
中国はこの冬で最も移籍市場を投下したリーグであり、世界各国から有名選手を次々と獲得している。その中でも、広州恒大は昨年から積極補強を続けてアジア王者に輝くなど、代表格ともいえるクラブである。今回の統計により、その投資が結果として現れる形となった。
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