ドルトムントのヴァツケCEO(左)とクロップ監督(右)【写真:Getty Images】
リバプールは現地時間10日、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト16の1stレグでマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦する。
これまでイングランド伝統の“ナショナルダービー”として何度も激突してきた両者だが、意外にも欧州の大会で対戦するのはこれが初めてとなる。
この一戦に向け、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは、かつてクラブで指揮を執ったユルゲン・クロップ監督率いるリバプールを応援することを明言した。英紙『ザ・サン』が伝えている。
「優勝候補であるユナイテッドとリバプールが対戦し、どちらかが敗退するのは良いことだ。私がどちらを応援するかに疑いはない。リバプールだよ。クロップは友達だからね」
ドルトムントもベスト16でトッテナムと対戦するが、ヴァツケCEOは早くも準々決勝を見据えているようだ。
「次のラウンドで、我々はリバプールと対戦するだろう。恐れてはいないよ。もしドルトムントと対戦することになれば、人々は試合の前後にクロップへ拍手を送るだろう。もちろん、試合中を除いてね」
古巣からの後押しを受けたクロップ監督だが、準々決勝で愛するドルトムントへの凱旋は叶うのだろうか。
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