ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランは“欧州復帰”に向けて準備を整えてる。あとはピッチで結果を出すだけだ。
先日セリエA第28節でサッスオーロに敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場権が遠ざかったミランだが、バルバラ・ベルルスコーニCEOは外堀を埋めることに奔走している。8日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、同CEOはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)のためスイス・ニヨンに飛んだとのこと。
近年チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し、昨夏8000万ユーロ(約99億円)を移籍市場に投入したことで、ミランの収支は赤字化。FFP違反が危惧されている。しかしながら、バルバラ女史は欧州サッカー連盟(UEFA)に対して長期的な財政改善計画を提示し、基本合意を要求したとのこと。
昨夏にはタイ人資本家ビー・テチャウボン氏による株式増資が合意したとみられていたが、その後手続きは停滞しており、ポルテッロ地区の新スタジアム計画も頓挫に終わっている。果たして、ミランの財政状況は改善されるのだろうか。
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