日本代表は8日、千葉県内で合宿2日目の練習を行った。練習後、西川周作が報道陣の取材に応じた。

　ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、国内組のパフォーマンスには全く満足していない。選手たちもそのことを理解しているようで、西川も「監督は世界との戦い、日本がどこまでやれるかを見ている」と話す。そして「もっともっと自分たちがやらないといけない」と危機感を口にした。

　川島永嗣も再び代表メンバーに絡んでくることが予想され、正GK争いは激しさを増すことになる。浦和レッズというJリーグの強豪でプレーする西川は「自分も所属チームでしっかりとやることができれば、またチャンスが来ると思っています。エイジさんだけじゃなくて、東(東口)だったり林とチームとして、ゴレイロとしてレベルアップできれば」と、GK陣同士で高めあっていく意思を示した。

　6日のジュビロ磐田戦ではバックパスを狙われてゴールを献上したが、後半にはビッグセーブを見せるなど、パフォーマンス自体はそこまで悪かったわけではない。

　それでも試合には敗れており、失点に絡んだことは反省材料だろう。世界と互角に戦うためには一つのミスも許されない。日本最高峰のGKとしてさらに成長していかなければならない。

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