遠藤航【写真:Getty Images】
日本代表候補の選手達は8日、千葉県内で合宿2日目の練習をこなした。
今年1月にU-23日本代表のキャプテンとしてリオデジャネイロ五輪出場権獲得に大きく貢献した遠藤航は、同じく五輪出場を目指していたなでしこジャパンを応援していたという。しかし、7日に予選敗退が決まり男女揃ってのブラジル行きは叶わなかった。
「応援はしていたので、負けちゃって残念な気持ちもある」と語る遠藤だが、「なでしこの結果っていうのは素晴らしいものがあったと思う」とこれまでの偉大な功績にリスペクトを示した。
なでしこジャパンも世代交代の必要性が叫ばれているが、日本代表も若手の台頭が期待される。今回の合宿にはU-23日本代表から遠藤の他に浅野拓磨や植田直通が招集されているものの、フル代表に継続して呼ばれる若手選手は少ない。
そんな状況を憂いてか遠藤は「僕らの世代からもっとA代表に入って試合に出れるくらいの活躍をしていかないといけないと思っていますし、そこは僕だけじゃなくてみんな意識してると思うので、他の選手も含めて目指していければ」と語る。
今季加入した浦和レッズでもすぐに定位置を確保し、さらなる飛躍が期待されるU-23世代のリーダーは自ら先頭に立って同世代の仲間たちを引っ張っていく。
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