相手の勝ち越しゴールとなるPKを与えてしまったダミアン・デラニー【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第29節が現地時間6日に行われ、クリスタル・パレスはホームにリバプールを迎えて対戦し、1-2で敗れている。この試合の後半終盤に相手にPKが与えられた場面が物議を醸しているが、ファールを犯したDFダミアン・デラニーは不満を示した。7日に英紙『エクスプレス』が報じている。
問題のシーンは後半アディショナルタイムに起こった。リバプールのクリスティアン・ベンテケがペナルティエリア内に侵入し抜け出したところ、デラニーの足が接触したとしてファールの判定が下された。
しかし、デラニー本人は「本当のところを言うと、全く接触を感じなかった」としてファールではなかったと主張している。また一方で主審に対しては「ベンテケが倒れていくとき、主審も周りを見渡しゴールキックを与えたと思った。だから、それは正しい判断だと思ったよ」と語り、一時は主審がPKではなくゴールキックの判定を下したと思ったことを明かしている。
しかし、結果的にPKの判定となり勝ち越しゴールを許してしまった。主審や副審にとっても判定を下すのが難しいファールとなったが、C・パレスにとっては勝ち点を逃す結果となっただけに後味の悪い試合となっている。
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