劇的ゴールを決めた小林大悟【写真:Getty Images】
現地時間6日、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)の新シーズンが開幕した。
今季からMLSのチームに加入した2人の日本人選手が、新天地デビューを果たしている。
この冬に柏レイソルからバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した元日本代表FW工藤壮人はモントリオール・インパクト戦の終盤から途中出場したものの、チームは2-3で敗れた。
また、MLSスーパードラフトでトロントFCから1位指名を受けて加入した遠藤翼は、PKを獲得するなどしてアウェイでのニューヨーク・レッドブルズ戦の勝利に貢献している。イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコやアメリカ代表MFマイケル・ブラットリーとも同じピッチに立ち、上々のデビュー戦となった。
大宮アルディージャや清水エスパルスなどにも在籍したニューイングランド・レボリューションの小林大悟は、2-3のビハインドで迎えたヒューストン・ダイナモ戦の後半アディショナルタイムにヘディングで劇的な同点ゴールを決め、ドローに持ち込んでいる。
2014年2月にバンクーバーからニューイングランドへ移籍した小林は今年でMLS3年目を迎える。移籍後は無得点が続いていたが、2年目にして奪った初ゴールはチームを敗戦から救う一発となった。
今季はMLSでプレーする3人の日本人選手にも注目が集まりそうだ。
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