ジョビンコのゴールを喜ぶ遠藤翼【写真:Getty Images】
メジャーリーグ・サッカー(MLS)の開幕戦が現地時間6日に行われ、トロントFCの日本人MF遠藤翼がスタメン出場でデビューを果たした。
MLSスーパードラフトでトロントFCから1位指名を受けて入団したルーキーの遠藤は「9番」をつけて右ウィングで先発出場。イタリア代表のセバスティアン・ジョビンコやアメリカ代表MFマイケル・ブラットリーとともにピッチに立った。
遠藤は76分に右サイドでボールを受けてGK強襲の惜しいシュートを放ち、81分にはジョビンコのクロスに飛び込んだところを相手DFに倒されてPKを獲得した。84分にアシュトン・モーガンとの交代で退いたが、直前にもぎ取ったPKが決勝点となり実力を証明している。
さらにジョビンコからのパスを受けてマルコス・デルガドが追加点を奪い、トロントFCはニューヨーク・レッドブルズを2-0で下した。チームは開幕戦を白星で飾り、勝利に大きく貢献したことで遠藤にとっても最高のシーズンスタートとなっている。
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