フル出場したインテルの長友佑都【写真:Getty Images】
【インテル 3-1 パレルモ セリエA第28節】
インテルは現地時間6日、セリエA第28節でパレルモとホームで対戦した。
前節のユベントス戦で出場機会のなかった日本代表DF長友佑都は、2試合ぶりに先発出場となった。
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて負けられないインテルは、前半からパレルモゴールに襲い掛かる。
11分、アデム・リャイッチが相手DFのマークを振り切って強引にシュートを放ち、ネットに突き刺して先制する。
インテルは前半にさらにリードを広げる。ロドリゴ・パラシオの右サイドからのクロスにマウロ・イカルディが合わせて2-0とした。
右サイドバックでスタートした長友は、前半途中でダニーロ・ダンブロージオとポジションを入れ替えて左サイドバックに移動している。
しかし、インテルは前半終了間際に点差を縮められてしまう。長友のサイドを突破したアンドレア・リスポーリのクロスをフランコ・バスケスが押し込み、2-1で後半へと折り返す。
それでも、インテルは後半に突き放す。右サイドに流れたイカルディのクロスを逆サイドから走り込んだイバン・ペリシッチがダイビングヘッドで決めてリードを広げた。
反撃に出るパレルモはバスケスやロビン・クアイソンがインテルゴールに迫るが、GKフアン・パブロ・カリッソが安定したセービングで防ぐ。
パレルモの反撃を1点に抑えたインテルは、2試合ぶりの勝ち点3を獲得した。CL圏内の5位ローマと勝ち点5差に詰め寄った。インテルは次節にボローニャと対戦し、その翌節にローマとの直接対決を迎える。
【得点者】
11分 1-0 リャイッチ(インテル)
23分 2-0 イカルディ(インテル)
45分 2-1 バスケス(パレルモ)
54分 3-1 ペリシッチ(インテル)
【了】