メリーランド大時代の遠藤翼【写真:Getty Images】
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントFCからドラフト1位指名を受けて入団した日本人MF遠藤翼は、プロデビューの時を迎えようとしている。6日の開幕戦を前に地元紙『トロント・スター』に対し心境を語った。
メリーランド大からルーキーとしてトロントFCに加入した遠藤は、プレシーズンを通じて右ウィングとしてポジション争いに挑んできた。先発出場とまでいかないものの、ベンチ入りしてMLSデビューの可能性は大いにある。
ニューヨーク・レッドブルズとの開幕戦を前に「かなり興奮している。いつもナーバスになりすぎないよう気をつけている。自分のプレーができれば大丈夫。サポーターの前でプレーし、彼らの前へ出ていくことを楽しみにしている」と念願のプロデビューを前にしたいまの気持ちを明かした。
同じポジションにはセバスティアン・ジョビンコがおり、定位置獲得は容易でない。それでも厳しい環境を乗り越えてきたサムライは異国の地で愚直にチャレンジを続けている。
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