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小倉監督、“元同僚”佐藤寿人の偉業に脱帽…「まさかここまでとは」

text by 編集部 photo by Getty Images

小倉
名古屋グランパスの小倉隆史監督【写真:Getty Images】

 サンフレッチェ広島は6日、J1・1stステージ第2節で名古屋グランパスとアウェイで対戦した。

 0-1で迎えた前半終了間際に佐藤寿人がJ1歴代最多となる通算158得点目を記録して広島が追い付き、1-1の引き分けに終わっている。

 佐藤の偉業に対して、敵将の小倉隆史監督も称賛を送っている。小倉監督は現在時代に、2000年の1年間だけ佐藤とジェフユナイテッド千葉でチームメイトだったが、当時は佐藤がここまでの記録を達成する選手だとは思わなかったようだ。

「寿人は千葉の時の1年目を知っていますし、正直その時はまだまだ線も細かったのでここまでの選手になるとは思わなかったですけど、ただ非常に頭の良いゴールだったので、いろんなチームを渡り歩く中で自分のストロングポイント、何が劣っていて何が相手よりも秀でているのかをよく理解している選手だと思います」

 さらに、現役時代は“レフティーモンスター”の異名で活躍した小倉監督は、「コンスタントにあれだけの点数を取れるっていうは本当に素晴らしいと思いますし、日本の中でも代表するストライカーだと思います」と続けて賛辞を送っている。

 一方、引き分けという結果については、「今日のゲームの流れでというと非常に残念という感想です」と、王者・広島相手とはいえホームで勝ち点1に終わったことを悔やんだ。

 次節、名古屋はアウェイで川崎フロンターレと、広島はホームで湘南ベルマーレと対戦する。

【了】

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