なでしこジャパンの佐々木則夫監督【写真:Getty Images】
なでしこジャパンは4日、リオデジャネイロ五輪女子アジア地区最終予選第3戦で中国と対戦し、1-2で敗れた。この結果、日本の4大会連続五輪出場は絶望的な状況となっている。
試合後、インタビューに応じた日本の佐々木則夫監督は「みなさんに申し訳なく思っています」と冒頭で謝罪し、「後手後手になってしまって、なんとも歯車が合わないという状況」と苦しいチーム事情を嘆く。
今予選3試合を終えて未だ勝ち星がない日本。オリンピック出場の可能性は低くなったが、未来のためにも残り2試合は非常に重要なゲームとなる。佐々木監督は「こういった状況でも一体になって次の試合に取り組む、それに尽きる」と述べ「とにかく下を向かずにあと2戦、みんなと一緒に頑張っていきたい」と、わずかな可能性を信じてベトナム戦と北朝鮮戦の必勝を誓った。
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