赤字に陥っているインテル【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAの2014/2015シーズンは総額3億6500万ユーロ(約455億円)の赤字だったようだ。4日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、破産したパルマを除く19クラブのうちインテルやローマを初めとする12クラブが借金をしているとのこと。サンプドリアやジェノアの経営状況も不安定とのことだ。
プレミアリーグやブンデスリーガが比較的安定した経営状況とされているが、それとは対照的にセリエAは厳しい状況が続いている。
UEFA(欧州サッカー連盟)はファイナンシャルフェアプレー(FFP)制度を設けて、3季連続赤字を計上したクラブにはUEFAが主催する大会には出場できないなどの厳しい規定を定めており、赤字経営しないことを働きかけているものの、財政的に厳しいクラブは多いようだ。
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