3.PKではなくシュートアウトが行われた時代も
アメフトのラインが引かれたピッチで試合が行われたことも【写真:Getty Images】
アメフトに慣れている人々にとって魅力的なものにするために、「アメリカ風」のルールがいつか存在した。たとえば、試合時間は90分から表示がスタートし、0分で終わるというものがある。また、アメフトのスタジアムを多く利用していたため、アメフトのラインやマークが描かれたピッチ上で試合が行われることも多かった(写真参考)。
過去には、同点で終わった際にPK戦ではなくシュートアウトで勝敗が争われることもあった。シュートアウトでは、キッカーがドリブルしながらシュートを狙い、GKはゴールから飛び出すことができた。
しかし、アメリカ代表が98年W杯でグループステージ敗退に終わると、MLSの独特なルールに批判が殺到。翌年からルール変更が始まり、2005年にようやく国際基準で試合が行われることになった。
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