人一倍強い鹿島への愛
まずは見事な直接フリーキックを決めると、後半終了間際には相手DFを2人、3人と交わしてドリブルで抜け出し、さらにはGKも落ちついて交わし、ゴールをあげた。得意のドリブルを生かした見事なゴールだった。
しかし、ベスト8では柏レイソルU-12に0-1で敗戦。試合終了後にはエースとして、キャプテンとして、優勝という目標に届くことができず、人一倍悔し涙を流す鈴木の姿があった。
あれからプロサッカー選手へと成長を遂げた鈴木。ガンバ大阪戦では、得点を決めたあと、すぐさまにゲームウェアの左胸にあるクラブのエンブレムをサポーターに向けて握りかざした。ジュニアから一筋。人一倍クラブ愛の強い、鈴木の活躍に今後も目が離せない。
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