右膝の負傷完治を目指してリハビリを続けるシャルケの日本代表DF内田篤人だが、今季中の復帰は絶望的なようだ。アンドレ・ブライテンライター監督は1日に行われた記者会見で内田のシーズン終了を宣言している。クラブ公式サイトが伝えた。

　現在日本に帰国して膝の検査を受けている内田について言及したブライテンライター監督は「アツトはしばらく日本に滞在する。今季中に復帰できる可能性は非常に低い。おそらくプレーしないだろう」と述べ、慎重にリハビリの経過を観察する意向を明かした。

　昨年3月以降ピッチから遠ざかり、同年夏に右膝蓋腱を手術した内田。当初は数ヶ月で復帰できる見込みだったが、予想以上に回復が遅れている。ウィンターブレイク期間中にはシャルケのアメリカキャンプに帯同し、一時はチーム練習にも復帰したが再びリハビリ生活へ戻ってしまった。

　ブライテンライター監督は「我々は皆、アツトが来季こそフル稼動してチームを助けられるよう願っている」と内田にエールを送った。果たして復帰はいつになるのか。来季開幕の8月に元気な姿でピッチを駆ける22番が見られるよう願うばかりだ。

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