ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントは、現地時間28日にブンデスリーガ第23節でホッフェンハイムと対戦した。
最終的には3-1で勝利したドルトムントだが、降格圏に沈むホッフェンハイム相手に先制点を奪われ、最後の10分間で3得点を決めてなんとか逆転するという苦しい試合だった。
試合後、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督がホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督の手腕を称賛した。独紙『キッカー』が伝えている。
ブンデスリーガ史上最年少となる28歳でトップチームを指揮する青年監督は、5バックを敷いて組織的な守備でドルトムントを苦しめ、あと1歩のところまで追い込んでいる。
トゥヘル監督は、「彼は若手監督だと思っていた。だが、まるで52歳のようだった。我々は解決策をなかなか見出せなかった」と語っている。
ナーゲルスマン監督は、20歳の時にアウグスブルクのセカンドチームで現役を引退し、そのまま分析担当としてチームで働いていた。その時にチームを率いていたのがトゥヘル監督だった。
かつてのように恩師を分析し、アウェイで勝ち点を掴みかけていたが、軍配はトゥヘル監督に上がっている。
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