ローマのフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
ローマのジェームズ・パロッタ会長はキャプテンであるFWフランチェスコ・トッティの残留を望んでいるようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
イタリア系アメリカ人であるパロッタ会長は現地時間29日にローマ入り。メディアでの発言によりルチアーノ・スパレッティ監督と衝突したトッティとの面会が目的のひとつである。
パロッタ会長は「みんなが彼と契約を更新しないといけないと言うんだ。私は彼を愛しているよ。彼は長い間ローマに留まるはずだ。ローマに滞在する際は必ずフランチェスコと話すんだ」と関係の良さを強調した。
しかし、パロッタ会長はトッティの契約延長については明言を避け、選手としてではなくクラブ幹部としての席を用意しているのではないかという見方もある。
トッティは試合前に突如スパレッティ監督からメンバー外を勧告され、激怒して帰宅。これを機に今季限りでの退団や現役引退がささやかれている。
スパレッティ監督はトッティとの関係性が良好であることをアピールしているが、3月中にトッティの将来を決める会談が行われる予定となっている。
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