無敗記録を打ち立てたバルセロナ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-1 セビージャ リーガ 第26節】
スペイン・リーガ・エスパニョーラ第26節が現地時間の28日に行なわれ、バルセロナはホームでセビージャと対戦した。
この試合で勝利か引き分けに終わればスペインクラブとしての公式戦連続無敗記録に並ぶバルセロナ。序盤からボールを支配して試合を進めていく。
しかし、先制点を奪ったのはセビージャだった。20分、カウンターから左サイドを突破すると、ファーサイドのビトーロにクロスが通り、ボレーで押し込んだ。
それでもバルセロナはメッシのゴールで追いつく。31分、ゴール前で直接FKを獲得すると、メッシがGKの逆を突きゴール右上隅に叩き込む。前半を1-1で折り返すと、後半開始早々の48分にL・スアレスのアシストからピケが決めて逆転に成功する。
そのまま試合は2-1で終了。バルセロナは残りリーグ戦12試合で2位アトレティコ・マドリーに勝点差8、3位レアル・マドリーに勝点差12をつけ、リーガ・エスパニョーラ優勝に大きく近づいている。
また、この勝利でバルセロナはスペイン記録である1989年のレアル・マドリーによる34試合無敗記録に並んだ。当時のマドリーは、現在はクラブ幹部として働くエミリオ・ブトラゲーニョ氏や現マルセイユのミチェル監督を中心に“ラ・キンタ・デル・ブイトゥレ”(ハゲワシ部隊の愛称も持つ)と呼ばれるマドリー下部組織出身の選手たちが活躍し、1985/86シーズンからリーグ優勝5連覇を達成している。
MSNトリオ(メッシ、スアレス、ネイマール)を擁し、歴代最強とも評される現在のバルセロナ。果たして、どれだけ無敗記録を継続することができるのだろうか。
【得点者】
20分 0-1 ビトーロ(セビージャ)
31分 1-1 メッシ(バルセロナ)
48分 2-1 ピケ(バルセロナ)
【了】