ノリッジ戦の最終盤に決勝点を挙げたウジョア【写真:Getty Images】
レスター・シティは現地時間27日、プレミアリーグ第27節でノリッジと対戦し1-0で勝利を収めた。
引き分けで終わるかと思われた89分、途中出場のレオナルド・ウジョアが値千金の決勝ゴールを奪い異次元の勝負強さで3ポイントをもぎ取った。その結果今季の通算勝ち点を56に伸ばしている。
そして、この「56」という数字はレスターの歴史を塗り替えた。今年で創設133年目の伝統あるクラブにおいて、56ポイントはトップリーグにおける史上最多勝ち点となった。これまでの記録は1999/00シーズンの55ポイントで最終順位は8位だった。
今季は11試合を残した時点で56ポイントを獲得し、リーグ首位に立っている。プレミアリーグには2月を1位で迎えたクラブが11年連続で優勝しているジンクスが存在する。ノリッジ戦の勝利でレスターと2位トッテナムや3位アーセナルの差は暫定ながら5ポイントに広がった。
このまま残り3ヶ月首位の座を譲らず駆け抜けられるか。レスターにとって今季がクラブ史上最高のシーズンであることに疑いはない。昨季は最下位も経験した地方の小クラブがプレミアリーグの歴史をも変えようとしている。
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