チェルシーはアウェイでサウサンプトンに逆転勝利を収めた【写真:Getty Images】
【サウサンプトン 1-2 チェルシー プレミア第27節】
チェルシーは現地時間27日、プレミアリーグ第27節でサウサンプトンとアウェイで対戦した。サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也はベンチスタートとなっている。
試合開始7分でチェルシーは不運に見舞われる。ペドロが負傷を訴え、オスカルと交代に。フース・ヒディンク監督は早くもカードを1枚切ることとなった。
27分にオスカル、30分にジエゴ・コスタがミドルシュートを放つ。34分、サウサンプトンのGKフレイザー・フォースターは無失点時間を通算664分とし、クラブレコードを樹立する。
チェルシーは前半終了間際に一瞬の隙を突かれてしまう。ロングボールの処理をババ・ラーマンが誤り、シェーン・ロングに拾われてしまう。ロングはそのままループシュートでティボー・クルトワを破り、サウサンプトンが先制する。前半はサウサンプトンの1点リードで後半へ突入する。
後半最初のチェンスはチェルシー、52分にセットプレーからジョン・オビ・ミケルがヘディングシュートを狙うがわずかに枠をそれる。
苦戦したチェルシーだが、ついにサウサンプトンゴールを破る。左サイドでD・コスタがボールをキープすると、セスク・ファブレガスがクロスを送る。すると、このボールは誰にも触れることはなくゴールに吸い込まれ、チェルシーが同点に追い付く。
幸運な形で同点に追い付いたチェルシーだが、その後は正真正銘のゴールを奪う。CKをブラニスラフ・イバノビッチが得意のヘディングで叩きつけてスコアをひっくり返す。
試合はこれで終了。ヒディンク監督が就任してリーグ戦は無敗をキープしていたチェルシーだったが、アウェイで逆転勝利を掴み取った。チェルシーは次節、アウェイでノリッジ・シティと対戦する。
【得点者】
42分 1-0 ロング(サウサンプトン)
75分 1-1 セスク(チェルシー)
88分 1-2 イバノビッチ(チェルシー)
【了】