後半はローテーション。シャヒンも投入
香川が「先制出来たので、それでだいぶ楽になりました」と言うように、ドルトムントがアウェイゴールを奪ったことで、ポルトは逆転突破のためには4点が必要となった。なおプレスを緩めず、攻勢に出る。
41分にはエバンドロがエリア内からシュートを打ち、42分には右からのクロスをバレラが頭で合わせる。しかしエバラのシュートは左に外れて、バレラのヘッドはビュルキがセーブする。ポルトはチャンスを決めきれない。
一方で余裕の出たドルトムントは、後半の頭からギュンドアンとフンメルスに代えて、シャヒンとスボティッチを投入する。また70分にはラモスを入れてロイスを下げるなど、監督トゥヘルは、次戦を見据えたローテーションを行った。
75分も過ぎる頃には、ポルトの運動量も落ちてくる。そして87分、ブライミのシュートがバーに当たると、ポルトは力尽きた。1-0でドルトムントが2ndレグを勝利して、ラウンド16への進出を決めた。
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